後期臨床研修プログラム


平成26年度 後期研修医募集中です。詳しくは『入局希望の方へ』を御覧ください。

【研修目標・到達目標】

 心療内科では、心身医学を基礎として各病態の診断と治療を学ぶ。また、種々の身体的ならびに精神的症状の把握と理解を通して、全人的医療の実践を習得する。

 教育の特徴としては、心療内科医、緩和ケア医として必要な基本的手技を習得し、常に疾患の病因、病態に関する知識を整理し、EBMに基づいた標準治療を実践することにより、心身医学、緩和医療学の基本を習得することを挙げることが出来るようになると共に、インフォームド・コンセントの実践により医者と患者・家族とのよき関係構築の技術習得を目標とする。

【研修内容】

①病棟研修

指導医と研修医の2人チームになり、その指導のもとに主治医として患者診療を行う。指導医が複数名いるので、色々な考え方、ものの見かたを勉強する事が出来る。

②外来研修

指導医、上級医に付き添って、外来診察、処置の指導を受ける。この間に外来でのオーダリング入力、カルテ記載、投薬、検査の実際を学ぶ。また、自律訓練法などの各種心理療法について学ぶ。初診外来、再診外来は研修の到達度を見た上で、段階的に受け持ってもらう。

③検査

各種心理テストの実施、解釈の仕方を研修する。希望によって上級医の指導で上部消化管内視鏡、下部消化管内視鏡の研修も行う。

④カンファレンス

教室全体の症例検討会、カンファレンスおよびチーム別のカンファレンスを行い、症例を中心に診断、治療の問題点を抽出、解決法などを習得する。

⑤関連施設の研修

研修医の希望によりプログラム参加協力施設において、研修することも可能とする。

 

【研修実績】

心療内科設立以降、当科では初期臨床研修医、後期臨床研修医あわせて7名が入局し、すでに3名が内科認定医を取得している。

【指導状況】

 指導医および他の上級医のもと、病棟研修、外来研修を行い、心身医学、緩和医療学の疫学・症候などを理解し、患者の病態を把握し、的確に治療計画を立てることが出来るように指導を受ける。

 抄読会やカンファレンスなどで、症例報告などの発表を行う。チーム別のカンファレンスで治療方針の確認、疑問点の整理などを行う。

 日本心身医学会などの所属学会や地方会などで、年2回以上の発表を行う。

 心身医学、緩和医療学での研究、論文作成などを積極的に行う。

【専門医の取得など】

 卒後3年目以降、受験資格を満たせば内科認定医を取得可能であり、内科認定医の取得後、専門的な研修を行うことにより、心身医療(内科)専門医、心療内科専門医、緩和医療専門医、精神腫瘍登録医などの資格取得を目指す。

 

【初期研修医へのメッセージ】

 心身医学を基礎として、身体並びに精神症状の把握と理解を通して、全人的医療の実践を目指しています。「病」でなく、「人間」全体を診ていく立場から、がん医療を含め、あらゆる病態に対応できる医師の育成に力を入れています。