例) 24歳Aさん(女性) 頭が痛む

半年前から頭の両外側が圧迫されているような痛み。仕事中はずっと続いている。この痛みをなんとかして欲しいということで受診されました。

身体所見としては、頭の痛みに加えて、舌歯圧痕(+)、肩、頸部筋の筋緊張(+)、手掌発汗(+)などといった身体の緊張状態がみられました。

精神症状としては、疲れているのに夜も眠れず、気分も少し落ち込み気味。ミスが増えていて、食欲も落ちています。

心理社会的背景として、長女で父と二人暮らし。父は病気で通院中。仕事はサービス業をされていて入社2年目、朝7時から夜24時休みは月2回で休む暇もありません。性格は非常に几帳面でミス、遅れるということは許せません。恋人はいますが遊ぶ暇もありません。

 

このような患者さんが受診された場合、貴方はどのようにこの患者さんと関わり診察をおこなっていきますか?


我々はこの患者の病態を以下のように考えます。

症状の要因は1つ、1つが独立しているのではなく、互いに影響しあっています。

我々は部分的な治療ではなく、全人的(Comprehensive)な治療を行うように努力を続けています。